義理のメモ帳

ものおきば

ハミダシクリエイティブ体験版感想

誰も見てないところに誰得美少女ゲームのお気持ちを書いていくスタイル
この記事を読んでる貴方は相当な物好きとみた

あえてこんな物置きに書いてる理由としては、
適当に感想ツイートすると公式にエゴサされてRTされる危険が危ないため
ま/ど/そ/ふ/と/というメーカー、完全にアクティブオタク側で一緒にいるのが辛い

この件に限らず、このご時世なんとなくアクティブオタク側とリアクティブオタク側が可視化された感

なんにせよスタンスは変えずにリアクティブオタク側でやっていく所存であります


閑話休題


で、本題の体験版やってみた感想。

某所や某所でやいのやいの言われてるし、個人的にも思うところはあるにせよ
最低基準は満たしてるかなぁというのが第一印象。
基本的にキャラゲーだし、メーカー的にもあらすじ的にもシナリオゲーではないのは明らか。


ヒロイン別考察

和泉 妃愛 
 キャラ紹介通りの理想的実妹。体験版でもその本分が遺憾なく見られる。コミュ力高くてキャラ同士のギスギス感が中和されてる。(なんでキャラゲーでヒロインがギスギスしてるところ見せられなきゃいかんのやってのが主に批判されてるポイント。ただ作品のコンセプト的には仕方ないのかなと思わないでもない)

 敢えて悪い点を挙げるとすれば~の声でヤってよという狭い界隈のネタを天丼してしまったのか。

常磐 華乃 
 いい意味で期待を裏切られた典型的なオタク。一人でするタイプの人。キャラ的には厨ニ病でも恋がしたいのモリサマーとかsteins gateのクリスみたいな感じ。腐女子ではないという予防線が二重にも三重にもかけられているが、購入層を考慮した結果なのか。当方は別段どっちでも気にしないけど。
 悪い点は主人公を信頼しているのかしていないのか、よくわからんことになってるところ。最初、黒歴史を知ってる唯一の人間として言いふらす可能性を妄想してたのに、会長になった途端リーダーとして頼りだすのは説得力に欠ける。まさか本当にたこ焼きで改心したのか?
 なんにせよキャラは立っていてメイン4人の中では個人的なイチオシキャラ。この手の子好きなんですよね。

錦 あすみ
 創作物の世界にまでVが出てくる時代になったもんです。個人的な感想としては、キャラ紹介と印象がだいぶ違った子。よくいる無口系キャラかと思ったら割と積極的。そりゃVやってるんだから喋るの好きじゃないと説明がつかない。主人公への好感度は出会い方的な云々で高めだが、体験版最後で華乃と一緒にどん底に落ちるので今後の展開が見もの。
 悪い点はVとか押しとか一部の界隈用語を知ってないと非常に理解がしづらい。僕も別段Vに詳しくないのですんなり頭に入ってきません。

鎌倉 詩桜
 見た目が良い。キャラの見た目では一番だったのだが(冴えない彼女の育て方の霞ヶ丘先輩みたいな)……各所で言われてるように、ここまで悪役キャラとして書く必要があったのかは疑問。一般的なキャラゲーや、シナリオゲーならヒロインというよりライバルキャラ的なポジション。個人的には許容できる範囲なものの、昨今の暴言暴力ヒロインアンチには結構辛いかもしれない(作品のテーマ的にネガティブオタクには辛い描写も多々ある)
 一応フォローしておくと、ツンデレのデレた時のギャップを楽しむための演出的な面も大きいのかなと。ましろ色シンフォニーの紗凪のような解釈をできなくもない。

竜閑 天梨
 最強のサブヒロイン。むしろメイン。キャラ紹介ページができた瞬間から来ると思っていたが、体験版でも完全にメインヒロインを凌駕していた。見た目、中身とも理想のギャル、というかギャル風な喋り方をしてる一般の方。どうみても清純系です。本当にありがとうございます。既に攻略済みくらいに主人公にたいして好感度が高いので、ここからよっぽど下手なことしないかぎり本編で株が暴落することはおそらく無いでしょう。
 前作ワガママハイスペック(以下ワガハイ)でも奏恋が最強でFDでも最優遇されてたのでFDが出ることを期待しましょう。


主人公に関して

 一番きついと思ったのが主人公の各種言動。コンセプト的にやむをえないところもあるのだが、基本ネガティブ、説明が冗長、昨今の界隈用語の多用と地の文を読んでいてなかなかに辛いものがある。別段、超人主人公である必要は全くないのだけど、この手のキャラゲーの主人公は無個性+αくらいの所謂濃くない主人公が主流だったので、意外なところ。ワガハイの主人公なんかはその辺のバランスがいいレベルで取れてた(一部ルートではまあまあヘタレてたが許せる範囲というか演出上必要な範囲でやる時はやる)
 とはいえ、体験版終盤は成長も見られたし、本編では更に精神的に成長していく&過去の諸々が関わってくるとなると、割と主人公が主人公になる作品なんだなと解釈できた。(普通キャラゲーではヒロインが主人公なので、そういう意味で)


音楽

 堀江晶太氏作曲の時点で勝利が確定。ボーカルの櫻川めぐ氏もワガハイCS版のアーシェ役で出演してて、同ルートEDでも抜群の歌唱力だったので文句の付け所がない。
 期間限定とはいえyoutubeに公式がフルバージョンをあげてくれて更にzipでDLもできる、ま/ど/そ/ふ/とは最高の企業。


 宇都宮つみれ氏の担当で興味を持ったのである意味最初に結論が出たところ。
個人的にはワガハイの頃の絵のが好きだけど、塗りが良いのでこちらも別の良さがあるなと。メーカー的には巨が推奨されてるのか巨の絵が多いけど、今回貧もいるので貧の絵に期待ですね。


総合してみると言われてるほど悪くはなく、普通から良作くらいに収まるんじゃないかなぁと思います。(※希望的観測含む、万が一神ゲーまたは無または爆死だった場合でも当方は責任を負いかねます)興味を持った人は体験版やったあとに買いましょう。僕は買います(最高の企業ま/ど/そ/ふ/との回し者)