義理のメモ帳

ものおきば

マスターデュエル 対電脳堺まとめ

※psyフレームギアγありとなし

カードが集まってきて最近は十二鉄獣を回してるのだけど、
電脳堺一通り回して色々知見を得たのでまとめ


・灰流うららは九竜には使わない、共通効果にあてる

これはデッキに入ってる枚数を考えれば当然のことだけど
対象に取られる側(瑞々3、豸々3、娘々2、九竜からの朱雀3、青龍3、緊テレ2)16枚と
対象を取る側(瑞々3、豸々3、麟々3、老々2)11枚では後者の方が少ないため。

更に言えば、共通効果は1ターンに1回しか使えず、名称被りしていた場合でもその名称のカードは無駄にさせられる

例えば、九竜、娘々、麟々のような手札や九竜、瑞々×2のような手札の場合
九竜に灰流うららを当てた場合でも娘々麟々、瑞々×2初動で(娘々や2枚目の瑞々は緊テレでも可)VFD朱雀が成立してしまうが
初動の共通効果に対して灰流うららを使えば他の共通効果持ちを持たれてない限り展開が止まる

・娘々麟々のパターン
娘々召喚、麟々特殊(墓地:青龍、玄武)
青龍効果で瑞々サーチ、瑞々特殊(墓地:青龍、サーチ:朱雀)
娘々+瑞々でスタチャシンクロ
玄武効果で瑞々蘇生、娘々自己蘇生
チューナー化娘々+スタチャでアーケティスシンクロ
瑞々+麟々で仙々シンクロ
仙々アーケティスでVFDエクシーズ
朱雀セットでVFD朱雀が成立

・瑞々×2のパターン
瑞々召喚、瑞々特殊(墓地:青龍、サーチ:朱雀)
青龍サーチ麟々、麟々特殊(墓地:青龍、玄武)
瑞々+麟々でアーケティスシンクロ
玄武で麟々蘇生、瑞々2枚目+麟々で仙々シンクロ
仙々アーケティスでVFDエクシーズ
朱雀セットでVFD朱雀が成立
(麟々で玄武墓地に落とすところを朱雀にすれば、仙々レベル下げ浮鵺城でほぼ同じだが無駄に無限泡影くらうだけなので割愛。アーケティスの1ドローと玄武の1枚捨てで手札枚数は相殺なので)

実際ランクマではこれで拾ってるゲームもあるので
適切にプレイされてたら回らなかったというケースも少なくない

これに対する唯一の裏目は九竜、麟々、老々と持たれてた場合だけだけど
老々は準制限だしこのパターンは少ないので気にしなくていいと思う


・ニビルはVFDかアルティマヤツィオルキンが出るまで使わない

これもランクマで多かったプレイ
VFDは発動無効にする効果を持っているわけではないので、ニビルは出てからでも間に合う
展開途中に使っても老々や玄武があればリカバリーは可能なデッキなので
展開が終わるまで使うのは避けたい。

妨害になりえるシンクロ、エクシーズはVFDとツィオルキンからのクリスタルウィングしかなく(一応、アーケティスや仙々も妨害と言えなくはないけど、相手がわからないランクマでこの2体と朱雀だけを構えてターンを返すことはほぼしないため。相手がペンデュラム系のデッキ等の場合はこの盤面の方が良いこともあるが割愛)
これらを見てから(クリスタルの場合はツィオルキン着地時に)ニビルを使うのに裏目がない。

また、万能無効を立てられるデッキではないので無限泡影+ニビルを持っていればVFD+クリスタルウィング+朱雀の最大展開でも朱雀の1妨害のみにすることができる。

 

・豸々+青龍、老々+青龍だけでは事故なので灰流うららや増殖するGを使うのはリスクがある

これはpsyフレームギアγを誘発させた場合、事故だったのを解決させてしまう場合があるパターン

青龍対象の豸々や老々では瑞々や墓地効果の青龍にアクセスできないため普通は回らないのだが
γを誘発させてしまうと展開をアシストしてしまうことがある。

特に青龍+老々の場合は瑞々や麟々を墓地に置きつつドライバーと老々をトレミスにエクシーズすることで展開できてしまう

青龍+豸々のケースでも灰流うららも持たれていた場合、ドライバー+灰流うららで灼銀を作られ展開されてしまう

こういった裏目があるので青龍対象の豸々や老々に灰流うららや増殖するGを使うかは考えた方が良い

・psyフレームギアγ+青龍+老々のパターン
青龍対象老々特殊、何かしらの手札誘発→γとドライバーを特殊、(墓地:麟々)
老々+ドライバーでトレミスをエクシーズ
トレミスから老々を外し、麟々を回収
青龍対象麟々特殊(墓地:瑞々、玄武)
玄武墓地効果、瑞々蘇生
瑞々+麟々で灼銀をシンクロ、瑞々コスト除外で灼銀自爆、瑞々回収
青龍対象瑞々特殊(墓地:朱雀、サーチ:豸々)
青龍か瑞々対象に豸々特殊
瑞々か豸々に朱雀の墓地効果でレベルアップ
瑞々+豸々で浮鵺城シンクロ、灼銀蘇生
2体でVFDをエクシーズ

・psyフレームギアγ+青龍+豸々+灰流うららのパターン
青龍対象豸々特殊、何かしらの手札誘発→γとドライバーを特殊、(墓地:瑞々)
灰流うららを召喚、灰流うららとドライバーで灼銀をシンクロ、瑞々コスト除外で灼銀自爆、瑞々回収
豸々対象瑞々特殊(墓地:青龍、サーチ:朱雀)
瑞々+豸々でスタチャをシンクロ
スタチャ+γでクリスタルをシンクロ
青龍墓地効果で老々をサーチ
青龍対象老々特殊豸々蘇生
場の青龍効果で老々特殊の際墓地に送ったカードを除外して豸々か老々の効果を無効にしておく(朱雀の弾確保のため)
豸々+老々で浮鵺城、灼銀蘇生
2体でVFDをエクシーズ
朱雀をセット


・psyフレームギアγをVFDの効果起動まで待つのは裏目がある

VFDの効果起動に対しても無効破壊できるため、VFD+朱雀の上からでも通せる誘発なのだが、ここまで待つのには大きくわけて裏目が2つある

1つ目はメインまで起動を待たれるケース。
マスターデュエルでは効果無効系の誘発を持たれている場合ラグが発生するので、
ラグが発生した時点で賢明な電脳堺プレイヤーはγをケアして
相手が最初のモンスターを出すまで効果を発動しない。
これをされた場合γは完全に腐ってしまう。

この選択肢を取る場合、他に壊獣やサンダーボルト等のモンスターを出す前にVFDの効果を先打ちさせられる手段と同時に持っている場合に限定した方が良いだろう。

2つ目は灰流うららを持たれているケース。
相手が意図的に後攻を取ってきた等、壊獣ケアでスタンバイフェイズに使われた場合に起こりうる。
γは他の手札誘発と違い灰流うららで特殊召喚を無効化されたとしても同一チェーン上でなければまた発動することができる。
VFDを出すには最低2回の電脳共通効果を使わないと出せないので、展開途中に灰流うららでゴリ押しされたとしても2枚初動の場合γ2回分を超えることはできない(青龍墓地効果の関係上2枚初動から使える電脳効果は2回なので。朱雀対象瑞々だけは3回分使えるが割愛)
一方で、VFD起動効果まで待った場合のγはゴリ押しでも通したいはずなので灰流うららを使われてしまう。

なのでこの選択肢を取る場合は灰流うららを無効化できる指名者系カードと同時に持っている場合に絞ったほうが良い。

個人的には上記2つの裏目を考えるとγは展開途中の共通効果に使ったほうが裏目が少ないと思う。
3枚初動の場合は貫通されてしまうのだが、3枚初動ではクリスタルウィング+VFD+朱雀の盤面を作れる組み合わせが複数あるため、展開を全て通した場合そもそもγはケアされてしまう。
なので相手の行動依存になってしまうVFDへのγよりは展開途中に使ったほうが無難という結論になった。

これはあくまでモンスターを展開するデッキでのγの場合の話で、手札効果と墓地効果だけでVFDを先打ちさせられるデッキだったり、
γではなく同じく無効破壊できる朱光の宣告者の場合VFDの効果起動まで待つのは良いと思う。