義理のメモ帳

ものおきば

マスターデュエル 制限改定その2

 

制限前まで好んで使っていたのがレベル3軸の勇者ハリファイバーデッキ。

マスターデュエルではBO1ということもあって先手1枚初動でどれだけ強力な盤面を作れるかと、汎用カードを入れられるスペースをどれだけ作れるかがデッキの強さだと個人的には思っていて、このデッキはそれを満たしていたので使っていた。

天威勇者が最強と言われていたけど、結局のところミラーマッチやハリファイバーデッキに対しては誘発の枚数が少なすぎて、後手を手数で捲くるというプランは成立していないと回してて思ったので、3軸勇者に乗り換えることにした。

3軸勇者にも色々な型があるがこの煙玉ハンデス型が一番気に入った。
メインデッキに入っている不要牌がもっとも少ないのと、
相手の手札を見てから一番困るものを落とした上で妨害を当てられるので
トップデッキ以外ではほぼ捲られないのが素晴らしい。

1枚初動デッキなのに化石調査被りは勇者ギミックにアクセスしてからハリファイバーに繋げられるのも強み。天威勇者と違い素引きに頼らなくても勇者にアクセスでき、
ローズのような単体で弱いカードを入れなくて済む上、初動被りが妨害に繋がるところも良かった。

 

ただ、良い点ばかりでもなく天威勇者と違いヴィシュダが入らないので
永続系の妨害を剥がしながら捲くるというのが難しくエルドリッチ等には負けやすかった。

そればっかりは仕方がないところで、グッドスタッフである以上ギミックで用意できる永続への回答があるわけもないので、エルドリッチは諦めた方が建設的だと思い伏せ破壊は無しにした。(一応、アウローラドンでスキドレを割って勝ったゲームもあるにはあるが複数の永続を引かれると概ね無理)

デッキを増やしている構築も見かけたが、個人的にはマスターデュエルで試行回数を稼ぐ以上40枚構築以外は理論的には無しだと思っている。1枚刺しは40と60でも4%ほどしかないが、3積みだと10%、6積みだと15%も差が出てくる。前者は指名者、後者はGを弾けるカードと考えると100ゲームやるとデッキ枚数のせいで15回もGを弾けずに負ける羽目になる。(実際は後手だったりそもそも33%でしかG引かれてないとかいう話だけど、マリガンもなく初手5枚+トップでほぼ決まるゲームなので、ゲームを通して見れるカードが少ない以上、極力分散を小さくするべきというのが目的。ゲームターンが短すぎるのでMTGのヨーリオンデッキよりずっと分散を気にする必要がある。)

 

制限改定に関しては妥当なところだが、なぜ一ヶ月前にやらなかったのかだけは気になった。

ハリファイバーよりアウローラドンの方が悪い等とも言われているが、代替できる範囲が違いすぎるのでハリファイバーを規制して正解だったと思う。

ハリファイバーは手札誘発等のチューナー含む2枚という非常に緩い条件で3,4妨害を単体で用意しつつ、隣では相手の手札誘発を無効化するグリフォンライダーやバロネスを添えられるという点が強かった。

結局のところ、アウローラドンに繋げるためのギャラクシートマホーク等ではデッキの大半を展開カードのスロットに食う上に誘発を回避する術もないので、到底ハリファイバーの代わりにはなり得ないと思う。

なので今後、展開系デッキが作ろうとすれば勇者グッドスタッフのようなグッドスタッフでは不可能でテーマに依存した形になると思う。